SSキャンペーンの感想行為が苦手!

今回はダンゲロスSSキャンペーンに対して常々考えていたことを整理してみるためにこの記事を書きました。現在投票期間中のSSについてのネタバレはないです。

万が一「ダンゲロスSSキャンペーン」とはなんぞや、という方が居た時のために超簡単に説明すると、ある設定やお題(基本的にはバトル)のSS(ショートストーリー)を書いて面白かった方が勝ちという催しです。

そんでもって、考えていたことというのはタイトル通り、「感想行為が苦手だなぁ」というものです。ただ、「苦手意識を持っているので感想行為はできないようにしてほしい」とか、「SSキャンペーンなくしてほしい!」とかそういう過激なことを言いたい訳ではないです。
より伝わりやすそうな表現をするならば「苦手」というより「不得意」と表現するべきでしょうか。「苦手」という言葉には「できる・できない」という軸での否定的な意味の他にも「好き・嫌い」という軸での否定的な意味も同時に感じちゃいますよね。日本語って難しい。

本題です。

私は感想を書く事自体は苦手意識はありません。感想を書くのが苦手!という人も多くいらっしゃると思うのですが、感想って思ったことを正直に出力すればいいのでそこまで難しいことではないと思うんですよ。ただ「語彙力豊かに」とか「考察等を含めて」とかになると難しくなるだけで。

感想を書く目的によってそこらへんの必要性が変わってくるので、一概に「感想行為は楽勝だぜへっへー!」とは言ってられないんですけど、少なくとも「相手に思ったことを伝えたい」というただそれだけの目的であるならば、本当に思ったことを素直に書けばいいと思います。

「好き」とか「良い」とかの単語がいくら並んでたって問題ないんですよ。その手の単語の重複って、見る側にはそんなに気にならないんですよね。そこに自分のこだわりを反映させたいというのならば、感想行為は難しくなるかも知れませんが……

では、なぜSSキャンペーンの感想行為が不得意かという話に戻りましょう。あ、ちなみにここでいうSSキャンペーンでの感想行為とは、投票時における感想行為のお話です。SSキャンペーンの感想って、基本的に「相手に思ったことを伝えたい」という目的だけではないんですよね。もちろんそういう思いで書いている人も居るでしょうし、そういう人を否定するつもりはありません。
ただ、私は「感想を読むSSの書き手を喜ばせたい」、または「書き手を傷つけたくない」という『こだわり』を入れずには済まないので、どうしても感想行為が難しくなってしまうんですよね。

SSキャンペーンでの書き手って結構大変な思いをしてSSを書くじゃないですか(中には楽に書いている人も居るかも知れないけど)。それをつまらなかったときに「つまらなかった」と一思いにぶった斬るのは簡単ですが、それをしたくないという思いが私の中に強くあります。

では、苦手とか面白くないと思った理由を考えて書き、今後の改善に役立ててもらう。そういった手段を取るのはどうか。これは人によってはとても有効だと思います。でも、人によってはただつまらなかった理由を分析されて「こうでした」とお出しされるとそれはそれでダメージを受ける人も居るんですよね。
これは全然人がするのは構わないんですけど、私がするのは嫌だな―という気持ちを持っています。

じゃあ、良かった部分を褒める感想を書く。この方法はだめ? ダメですね。今度は書き手の方へのダメージどうこうでなく、私の方が。良かったと思っている部分があって自分の中で拮抗した勝負だと思っているときにはその方法も使えるでしょう。

でも褒めたいと思う場面がなかったら? 褒めたいと思う場面を無理矢理にでも見つけて探すか、適当にここが良かったと褒めた風に書くことになりますね。それって、結構大変なんですよね。思ったことを書くというのは簡単ですが、思ってもないことを書いたりするのはとてもむずかしい。

じゃあ面白かった方の面白かった部分や理由だけをかけばいいんじゃないの? これは割とアリ。というか、実際最近の私はこの方法をとっています。ただこれ、票を入れなかった方にはフィードバックが行かないので、気持ち的にはベストというよりベターな手段なんですよ。

そんな感じで、なかなか自分の理想を実現できる感想行為って難しいなーって思います。
良い感想の方法があったら教えて下さい。

その他

Posted by 冥王星