8/9 禁書目録 新約11巻を読んだ感想
こういう感想記事でも書いておかないと、まるで記事更新しなくなっちゃうことに気づいたので、書いていきます。
今回はすごく雑にまとめると、食蜂さん回。
食蜂さんが持っている上条さんとの交流の記憶を、たどっていく話……と思いきや、途中で雲行きが怪しくなってきて、まさかの前提がひっくり返され……というお話。
正直、食蜂さん周りの話はそんなに興味がなかったので、記憶たどっていくだけだとあんまり興味がなかった(あとがきで作者自身も「それだといまいちパッとしない」というようなことを書いていました。)のですけど、途中からの展開は結構好きでしたね。
今回の敵については、見開きのカラーページをうまく利用してきたなーwという感じ。カラーページでぎょっとして、そして本編中で徐々に明かされていく出自や背景にまた驚かされる。その構造が結構好きだったのだなぁ。
背景に関しては、あれを思い出しましたね。名探偵コナンのピアノソナタ「月光」の事件。あれも悲しいよね。
やっぱり禁書、細部もうちょっと詰めてほしいところもあるんだけど、それでも勢いや外連味が凄まじいから、かなり好きなんだよなぁ。新約10巻がまさにそれだったよね。
あと最後に明かされるデッドロック事件の結末についてはかなりエモーショナルポイント高かったと思う。
あれでぐっと食蜂さんに好感がもてました。
今回の感想はこんな感じー!